新生児聴覚スクリーニングでリファーになった話③

こんにちは。ゆるです。

ご覧いただきありがとうございます。

現在1歳の次男が新生児聴覚スクリーニングで両耳リファーになった話を書いています!

②の続きです。

新生児聴覚スクリーニングでリファーと告げられましたが、私はそこまで深刻に捉えていない側面もありました。

楽観主義なところがあるのも一因ですが、長女を出産したときにも検査で引っかかった経験があったからです。

長女のときは聴覚ではなく、代謝異常を調べる新生児スクリーニング検査で甲状腺の項目が再検査となりました。

しかし、再検査時に診察してくださった先生からは、

「この検査は再検査になる子が比較的多いけど、問題ない子がほとんどだよ。普段の生活で気になるところがなければ、たぶん大丈夫。」

と言われました。

実際に再検査の結果は正常でした。

以上の経験から、次男もきっと次の検査でパスするだろうと思っているところがありました。

もちろん先天的難聴について立派な検索魔にはなっていましたが・・。

そんな中、授乳室で授乳していると助産師さんが様子を伺いに来てくださいました。

そこで何気なく耳のことについて話してみました。

きっと私は長女の時のように

「たぶん次でパスできるよ。大丈夫だよ。」

と言ってほしかったのだと思います。

ですが、助産師さんの反応は私が期待していたものではありませんでした。

助産師さんも次男が両耳リファーになったことはもちろんご存知でした。

「心配だね・・。でも早くに見つけてもらえると、できることがいっぱいあるからね。」

と私をとても心配するような、はれ物に触るような、表情と声でした。

あれ?

それでも私は「大丈夫」と言ってほしくて、

「娘の時も甲状腺が引っかかったんですよね。再検査で大丈夫でしたけど。」

と言うと、

「あれは、再検査になる子が多いからね~・・。」

あれ?耳は違うの?

「あまり考えすぎないでね。精密検査してもらえる病院でよく診てもらってね。」

あれ?本当に難聴なの・・・?

まるで頭をハンマーで叩かれたようにくらくらとしてきました。

助産師さんは言葉を選んで丁寧に優しく励ましてくださったのですが、勝手に期待していた反応と違ったため、私はひどく落ち込んでしまいました。

助産師さんは何も悪くはないですし、安易に「大丈夫」なんて言うべきではないと今は理解しています。

それに、難聴であることが不幸であるということでも全くありませんが、当時産後の私は、こんな風に思っていました。

次に続きます!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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