【ドラマ】純ちゃんの応援歌を見た感想!山口智子が可愛い

NHK朝ドラ「純ちゃんの応援歌

2021年秋から夕方に再放送されていました。

本放送は1988~1989年、つまり昭和最後の朝ドラであり平成最初の朝ドラなのです。

ファッションモデルだった山口智子の女優デビュー作。

後に夫となる唐沢寿明と共演している記念すべきドラマですよ。

というわけで「純ちゃんの応援歌」の感想を書き連ねます!

純ちゃんの応援歌のざっくりあらすじ

和歌山美山村に住む小野純子。母と弟妹と暮らしている。父は満州へ兵隊として行ったまま帰ってこない。
美山村に日系アメリカ人の速水秀平がある目的で訪れる。純子は次第に秀平に想いを寄せるようになる。
満州から帰ってきた父は、身寄りのない少年を連れてきた。その少年を新たな家族として迎えるのだが・・・

最終的にヒロイン純子は旅館の女将になるのですが、序盤は田舎に住む普通のお姉ちゃんです。

純子は美山村から大阪へ移住、結婚、食堂経営を経て、兵庫の旅館を譲り受けるという流れ。

わりとのんびりとしたストーリー展開なので、ちょっと退屈する部分もありますね。

時々コントみたいな話になることもあるんだけど(笑)

純ちゃんの応援歌の感想

終戦直後から昭和30年代までが舞台。

父の帰国から大きな展開となります。

孤児(厳密には違うけど)の雄太が小野家の養子となり、同い年の昭と本当の兄弟のように育っていきます。

昭と雄太は子役が演じていますが、これが結構長い期間の出演なんですよ。

朝ドラの子役出演期間ってだいたい短い期間であることが多いんですけど。

昭と雄太は半分くらいは子役が演じます。

雄太を演じた子は「これが唐沢寿明にはならないだろ」と思うほど、だいぶ見た目が違う(笑)

でも2人ともうまかったんだよなー。

妹・恭子役は当時アイドルだった松本友里

後に松平健の妻となるのですが、40歳で自死という悲しい現実を知っているから、見ていて切なくなりますね。

宝塚を目指すという設定なんだけど、松本友里の実母は本物の元タカラジェンヌ。松本も歌が上手い。

未来を予言しているかのように、恭子も少し歳の離れた人と結婚します。

恭子の夫・スティーブ西川役の北京一は、その後ほとんどドラマには出ていない。もともとパントマイム役者なので舞台中心の人ですね。

北京一の風貌とキャラが飯尾和樹のようで、意外と癒やし系(笑)

若かりし笑福亭鶴瓶はもちろん髪の毛フサフサ(笑)

後ろ姿とか息子の駿河太郎そっくり(いや逆か)

鶴瓶が演じた正太夫さんはアホボンって感じでイライラしますが、後半は良き相談相手みたいなポジションになる。

同じく落語家の桂枝雀と叔父と甥の関係っていう設定がなんか良い。

桂枝雀は「ふたりっ子」のときより元気でハツラツとしている。「ふたりっ子」のときは鬱病と戦っていて大変だったらしいですね。

大阪制作の朝ドラではお馴染みだった藤山直美が演じるももさんは、正直すぎる人で時に鬱陶しかったり頼りになったり。

山口智子・唐沢寿明の共演だけでなく、このドラマは高嶋政宏高嶋政伸の唯一(?)兄弟で共演しているというのもポイント。

でも2人は同じシーンに出てくることがありません。

なんだったら現場でも顔を合わせていないんじゃないか?

最後まで見て思ったのですが、このドラマはヒロインが旅館の女将をやるストーリーと言うのは、ちょっと違うかもしれない。

「純ちゃんの応援歌」というくらいなので、純子はいつも誰かを支え応援しているのです。

周りの人を応援しているってことね。

「おしん」のような怒涛の展開はないけど、のんびり見守るような気持ちになるドラマでした。

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